2024年度 入社式を行いました

• 

越智社長より新入社員の皆さんへのお祝いメッセージ

• 

新入社員代表による答辞

• 

これからエブリの社員として頑張ります！

　　　　　

　　　　

新入社員の皆さんへのお祝いメッセージ

2024年4月1日
エブリ株式会社　代表取締役社長
越智 みさき

新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。

皆さんを仲間として迎えるこの日を、心待ちにしていました。社会に出る最初のステージとして、エブリを選んでもらったことをとても嬉しく思います。

1983年に設立した当社の歴史は、今日から42年目に入りました。
設立40周年を迎えた昨年度、私たちは一年間をかけて記念プロジェクトを進めてきました。
プロジェクトメンバーは、入社6年目の同期5名で構成しました。彼らが生まれるずっと前からの長い歴史を振り返るのではなく、10年前の自分と今の自分を比べ、そして今から10年後の自分を、社員みんなに想像してもらいながら、全員参加型の記念誌をつくりました。今のエブリらしい記録としてよいものができたと思っています。そして、今日入社した皆さんと一緒に、エブリの50周年をどのように迎えるのか、今から楽しみです。

会社の事業も節目を迎えています。
最も古くからやってきたコンピューター機器の保守事業は、今年度から「新保守」というサービス名称になって、リニューアルします。これまでは、故障発生後の修理がメインでしたが、これからは定期点検に軸足を移し、故障が起きないように、お客様に安心して使って頂くことを目指すサービスを中心に変えていきます。
当社の事業は息の長いものが多く、顧客との関係も継続的で、安定したビジネスが特徴ですが、会社の外の環境は大きく変化しています。「新保守」だけでなく、私たちは外部環境の変化に対応し、継続性を大切にしながらも、新しい技術や新しいビジネスに挑戦することに、本気で取り組み始めました。今日入社された皆さんには、是非ともその火付け役になって欲しいと期待しています。

昨年、皆さんと面談をしたとき、皆さんの個性は当社にとって必要だと思いました。
それは、**さんの前向きで素直な明るさ、**さんの社会課題への関心の強さ、研究を通じて物事の真理に近づこうとする**さんの探求心です。どれも、今の当社に足りないと感じているものです。
当社はベテランが多い会社です。先輩上司から学ぶことも沢山あると思いますが、皆さんへの期待は「郷に入って郷に従う」ことではありません。異質性こそ新人の武器。どうか臆することなく、皆さんの個性を発揮して、当社が変わるために力を貸してください。

さて、当社にはECP(エブリ・キャリアアップ・プログラム)という独自の「キャリア自律」のしくみがあります。
「社員の上昇志向が会社の成長の原動力になる」という思想を前提とした人材マネジメントシステムで、入社一年目から全員に参加してもらいます。一人ひとりに「キャリア・アップ・サポーター」がつき、皆さん一人ひとりのキャリア形成を支援してくれますが、あくまでもECPの主体は皆さん自身です。自分起点で自分のキャリアを設計し、仕事を通じて自己成長を実践していきます。
学生時代のIT経験の多い少ないの差は、一年後にはほとんど関係なくなります。それ以上に、皆さんの「ITエンジニアとして成長したい」という意欲が、これからのキャリア形成に大きく影響します。今、皆さんが心に持っている「頑張るぞ」という気持ちをこれからも忘れず、自分らしく育てていってもらいたいと思います。

早速、明日から三カ月間の新人研修が始まりますが、今、知らないことがある、できないことがあるのはすべて伸びしろです。どうか受け身にならず、与えられた学習の機会を最大限活かして、どんどん成長してください。
その後、7月1日になると、それぞれの部署に配属されます。職場で「新人」と呼ばれるのは最初の一年間だけですが、皆さんが選んだのは、新しい技術に挑戦し続ける職業です。ですから「学ぶことを楽しむことができる人」が一番幸せで、早く成長します。是非とも、３カ月の研修期間で、「学ぶことを楽しむスキル」を身に付けてください。
職場においては、「やらなければならないこと」を、「やりたいこと」に変えられるかどうかが勝負だと私は思っています。仕事はこなすのではなく、自分の成長の糧にする。それが一番の秘訣です。

これから、一緒に未来に向かって進んでいきましょう。

メインページへ戻る